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HOT(在宅酸素療法)

在宅酸素療法は、Home(家庭)Oxygen(酸素)Therapy(療法)の頭文字をとって、HOTと呼ばれています。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺気腫、肺線維症などの呼吸器疾患や、慢性心不全などで、血液中の酸素濃度が低下している患者に対して行われる治療法です。

この治療では、患者様がチューブを鼻に挿入し、酸素供給装置や酸素ボンベから酸素を供給します。酸素濃度を正常範囲に維持することが目的です。チューブの長さは調整することができ、装置をつけたままの状態で家の中を移動すること、トイレやシャワー、入浴、睡眠することも可能です。また、携帯用の酸素ボンベを使用すれば外出も可能です。

在宅酸素療法は、息切れや呼吸機能の改善、歩行や運動能力の改善、日常生活の質の向上、生活の延命、および入院や救急医療の回数の減少など、様々な利点があります。

患者様とご家族様の協力が必要であり、装置の安全な使用と定期的なフォローアップも重要です。

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